コーヒーの歴史

こんにちは、かおるです

今日は、私たちが毎日楽しんでいるコーヒーの起源についてお話ししたいと思います。
意外と知られていないコーヒーの歴史、さっそく見てみましょう!

コーヒーの発見:羊飼いカリディの伝説

コーヒーの歴史は、9世紀頃のエチオピアにさかのぼります。
ある日、カリディという羊飼いが自分の羊たちがある特定の赤い実(コーヒーチェリー)を食べた後、とても元気に跳ね回るのを発見しました。カリディはその実を自分で試してみると、自分も元気になり、眠気が吹き飛んだ!・・・らしいです!

この驚きの発見を、カリディは近くの修道院の修道士たちに話しました。修道士たちはその実を煮出して飲んでみると、夜の祈りの時間に眠くならずに済むことに気づきました。この「魔法の飲み物」は修道士たちの間で評判になり、エチオピア中に広まっていきました。

中東への伝播と発展

その後、コーヒーは中東に伝わりました。特にイスラム教徒たちの間で人気を博し、日常の一部として定着しました。彼らはコーヒーを「カフワ」と呼び、集中力を高めるために飲んでいたのです。コーヒーの文化はトルコ、ペルシャ(現在のイラン)、エジプトなどに広がり、各地で独自のスタイルが発展しました。

ヨーロッパへの進出

17世紀になると、コーヒーはヨーロッパにも伝わりました。最初は怪しい飲み物として警戒されていましたが、次第にその魅力が認められ、カフェが各地にオープンしました。特にイタリアのヴェネツィアでは、最初のカフェがオープンし、大変な人気を集めました。カフェは人々が集まって情報交換や議論をする場となり、文化の中心地としても機能するようになりました。

そして現在

こうしてコーヒーは世界中に広がり、私たちの日常に欠かせない飲み物となりました。朝の目覚めに一杯、友達とのおしゃべりに一杯、仕事の合間に一杯。コーヒーはどんな場面にもぴったりです。

エチオピアの羊飼いカリディから始まったこの長い旅路を思うと、一杯のコーヒーもより特別に感じますね。次にコーヒーを飲むときは、その歴史に思いを馳せてみてください。

それでは、素敵なコーヒータイムを!

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